気管支喘息は成人の約5%に認められるありふれた病気でありながら、対応をあやまると命にかかわることがあります。アレルギー性疾患が増える中、大気汚染なども加わって、全世界でさらに増加傾向があります。
ぜんそくの症状は、軽いものから重いものまで様々ですが、基本的な症状としては次のようなものがあります。
◎咳が出る
◎胸が圧迫される感じがする(息切れがする)
◎呼吸が苦しい
◎息を吐くとき、のどがゼーゼーヒューヒュー鳴る
◎のどがイガイガする
◎たんが出る
◎呼吸機能の低下
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸や気道が狭くなり呼吸が細くなることが5回以上繰り返される病気です。 自覚症状としては、昼間の眠気、頭がスッキリせず重苦しい、などがあります。
当院では、簡易検査を行っており、病気が疑われる方には、病院にて入院の上、精密検査を受けていただきます。
喫煙を続けると、高齢になってから肺気腫を起こしてくることは稀ではありません。1日20本以上喫煙を続けていると7人に1人は息切れのある肺気腫になると言われています。喫煙は「百害あって一利なし」。しかしながら、わかっていてもなかなか止められない人が多いのが実情です。また、無理な禁煙は、長く続かないばかりでなく、逆効果になってしまうこともあります。当院では、ニコチンパッチを使用し、無理なく、楽に禁煙を行うお手伝いをしています。自分の体だけでなく、家族の健康も損ないかねない喫煙を止めて、健康的な生活を送りたい方は、是非ご相談ください。